人生コンパス

シーケンスオブリターンリスク (SoRR) テスト

過去の暴落が「指定年齢で起きた場合」のあなたのシナリオへの影響を、月次粒度で計算します。

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シーケンスオブリターンリスク (SoRR) とは

「同じ平均リターンでも、暴落のタイミング次第で結果が大きく変わる」 リスクのこと。 特にリタイア直後の暴落は、取崩しで「底値での売却」を強いられて損失が固定化されやすく、 その後の上昇相場でも資産が回復しきれなくなります。

典型的な失敗例:
年平均 6% のリターンを期待していたが、リタイア年に -40% の暴落 → 取崩しで底値売却 → 口数が大幅減 → 翌年以降の上昇相場でも回復しきれず、寿命前に枯渇。 同じ平均リターンでも「暴落が後ろにずれていれば余裕で持っていた」 — これが SoRR。

このページの計算方法

  • 暴落期間中のみ月次粒度で計算 (暴落期間が短いコロナ等を年次で潰さないため)。 暴落ウィンドウ外の年は通常シミュレーターと同じ年次ロジックで進めるため、 暴落が起きていない時期の資産は Baseline と完全一致します。 グラフ表示と FIRE 判定は既存と同じ年次集計です。
  • 暴落のモデル化: 線形月次率。ピーク → 底まで月毎に一定割合で下落、底 → 元値まで月毎に一定割合で回復。decline_m = (1-d)^(1/n)-1recovery_m = (1/(1-d))^(1/r)-1
  • 回復ウィンドウ終了後: あなたがシナリオに入力した期待リターン (口座ごとの yieldRate) での通常運用に戻ります。 「暴落の傷を抱えたまま、その後は当初の前提通りに資産が増減する」という前提です。
  • プリセットは S&P500 の代表的暴落 (ITバブル -49% / リーマン -57% / コロナ -34% など) をベースに、 最大下落率・下落月数・回復月数をパラメータ化。
  • リスク資産比率: 全資産のうち暴落の影響を受ける割合。80% にすると、 -50% 暴落でも資産全体としては -40% に抑えられる、というモデル。 残り 20% はあなたが入力した期待リターンで運用し続けたものとして扱います。
  • SoRR の核 = 月次取崩し: 暴落中も支出は発生し、現金不足分は投資から取崩し。 この取崩しが月単位で行われるため、底値月に大きく口数を失います (年末まで待てない)。

SoRR への対策 (一般論)

  • 現金クッション: 2-5 年分の生活費を現金で持ち、暴落中はそこから取崩す (= リスク資産の底値売却を回避)。シナリオ設定の「最低現金残高」で再現可能。
  • バリスタ・サイドFIRE: パート/副業収入を残せば、暴落中の取崩し額自体が減る。
  • 取崩し率の柔軟性: 4% ルールは固定額前提。暴落直後は支出を絞る (動的取崩し) と SoRR 耐性が大幅に上がります。
  • リスク資産比率の引き下げ: リタイア直前から数年は株式比率を下げる (「グライドパス」)。この画面のリスク資産比率 スライダーで効果を確認できます。

⚠ 免責・前提

  • プリセットの数値は 過去の S&P500 の代表的な暴落 (ITバブル / リーマン / コロナ等) から 「最大下落率・下落月数・回復月数」の 3 つに簡略化したもので、当時の実際の月次パスとは異なります。 将来の暴落が同じ形で起こる保証はありません。
  • 暴落モデルは あなたの「リスク資産」全体に S&P500 と同じ動きを当てはめる近似 です。 実際のリスク資産には、日本株・先進国株・新興国株・REIT・コモディティ・暗号資産・社債・個別株などがあり、暴落時の挙動はそれぞれ異なります (相関が高い局面もあれば、独立に動く局面もある)。 本ページの数値は「米国株を主体としたリスク資産を持っている前提」での目安として読んでください。
  • 本ページで言及していない他のリスク (金利急騰による債券下落、為替リスク、長期低迷 ・スタグフレーション、個別銘柄リスク、流動性リスク、カントリーリスク、税制改正リスク等) はカバーしていません。 現実のリタイア計画ではこれらも併せて考慮する必要があります。
  • 本ページは 「同じ規模の暴落があなたの計画にどの程度の余裕があるか」を可視化する目的のもので、 リターン予測でも、特定の投資判断を勧めるものでもありません。 重要な意思決定の前にはファイナンシャル・プランナー等の専門家にご相談ください。